クィアという言葉は聞いたことがある、ジェンダーやセクシュアリティをめぐる議論に興味がある、もう少し詳しく知りたいけれども入り口が見つからない。
そういう方に向けたクィア理論入門公開連続講座、この秋で五年目を迎えます。
今年の講座は、〈クィア〉という政治的・理論的な概念そのものに含まれている、差異の主張と連帯への志向とのアンビヴァレントな関係を、テーマとしています。
皆様の御参加をお待ち申し上げます。
(クィア理論入門公開連続講座の概要と過去の公開講座のテーマとについては、こちらを御覧下さい。)
差異をめぐるクィアのアンビヴァレンス―言説の裏側に応答すること
講師:羽生有希(東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程)Twitterアカウント:queer_kmb
日時:2014年11月05日〜2015年1月14日 水曜日19:30〜21:00
場所:東京大学駒場キャンパス18号館4Fコラボレーションルーム1(第二回のみコラボレーションルーム3)
対象:10代後半以上
11/05 イントロダクション:差異と越境、連帯と分離
11/19 クィア理論の歴史的条件:運動史と理論史?
12/03 規範の強制的反復と引用:ジェンダーのパフォーマティヴィティ
12/17 魅惑の本質主義?:認識と生存の枠組みを問うバトラー/イリガライ
1/07 「男たちの間」にあるもの:制度批判としてのクィア・リーディング
1/14 自由/寛容の名の下に:クィア理論と新自由主義との危険な関係
今年度のポスター。PDF版はこちらです→ 2014公開講座ポスター
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