《同志》《酷児》の政治―中国におけるクィア/映画祭運動―

中国の映画研究者/映画監督であり、北京酷児映画展の立ち上げと運営にも携わっていらした崔子恩氏をお招きし、中国における〈同志〉運動についてのドキュメンタリー映画上映と講演会とを開催いたします。また、それに先立ち、崔先生をコメンテーターとしてお招きして、中国の酷児(クィア)政治と映画上映運動とのかかわりを中心とした研究会も行います。どちらも事前申込不要、参加費無料です。どうぞ御参加下さい。

崔子恩氏:北京電影学院電影研究所研究员。作家、映画監督にして映画研究者。アクティビストとしても知られ、北京酷児映画展の創設期よりその立ち上げと運営とに携わっている。2002年には国際ゲイ・レズビアン人権委員会(IGLHRC)よりFelipa Award授与。監督作品として『旧約(The Old Testament)』(2001)、『誌同志 (Queer China, ‘Comrade’ China)』(2008)など。

1. 崔子恩氏講演(日本語通訳)+映画上映(英語字幕) 
日時:2014/10/29(水) 18:00-21:00
場所:東京大学駒場キャンパス18号館コラボレーションルーム1

18:00-19:30 講演:崔子恩『《同志》の語をめぐって』
19:40-20:40 ドキュメンタリー映画上映 『誌同志 (Queer China, ‘Comrade’ China)』(崔子恩監督、2008)
20:40-21:00 質疑応答

2. 公開研究会《北京酷児映画展とクィア・ポリティクス》(日本語通訳)
日時:2014/10/27(月)18:00-21:00
場所:東京大学駒場キャンパス18号館コラボレーションルーム2

18:00-19:40 報告:于寧(東京大学大学院総合文化研究科 D1)『北京酷児映画展とその政治的可能性―中国独立映画運動とセクシュアル・マイノリティ運動との関わりを中心に』
コメント 崔子恩
19:50-20:30  質疑応答

 

 

崔先生講演会ポスター

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『OUT 10代レズビアンのストーリー』&トークライブ

2014/3/15(土)13:00-17:00(12:30開場)@早稲田奉仕園スコットホール(aka日本基督教団早稲田教会)

トークゲスト:イ・ヨン(『OUT』監督)、イム・ボラ(韓国基督教長老会牧師)、堀江有里(信仰とセクシュアリティを考えるキリスト者の会(ECQA)代表)

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「差別おとといきやがれプロジェクト」第一回企画!
韓国ドキュメンタリー映画『OUT 10代レズビアンのストーリー』と、監督を含む3人のゲストのトークライブ!!!

韓国と日本。セクシュアリティ。キリスト教。
この3つって関係ある?関係ない?
私とは関係ある?関係ない?
・・・あなたも一緒に確かめてみませんか?

【入場料:前売り800円 当日1000円】
前売りをご希望の方は前日までにメールもしくは電話にて
お名前、電話番号、予約枚数をお知らせください。
お支払いは当日でOK!
Eメール:ototoi.kあっとまーくgmail.com
電話:03−3209−8366(早稲田教会 ありずみ

【日時】
2014年3月15日(土)12:30開場、13:00開演
前半は映画の上映、後半はゲスト3人によるトークです。

【場所】
早稲田奉仕園スコットホール(aka日本基督教団早稲田教会)

※当日はボランティアによるノートテイクを予定しています。

〜映画について〜
韓国ソウル在住、レズビアンである10代の3人がセルフカメラで撮った3本のオムニバスドキュメンタリー。彼女たちはそれぞれのアイデンティティ、学校でのアウティング、家族との関係などに悩む。彼女たちの手に握られたカメラは、それぞれの悩みを拾い、整理し、解決へのヒントをくれる”鏡”になり、差別と孤立を強要する社会へ疑問を投げかける”口”となる。

〜ゲストについて〜
イ・ヨン
『OUT』監督。映像制作を通じて女性運動を創出することを目指す「女性映像集団WOM」を結成。WOMはWOMANの男性中心性を覆し女性主義で再解釈した、主体的かつ創造的な女性を意味する。

イム・ボラ
韓国基督教長老会牧師。韓国国内を中心にキリスト者の立場で性的少数者の支援に積極的に関わっている。性的指向などの項目を削除した差別禁止法案への反対運動にも関わり、「差別のない世界のためのキリスト教人連帯」の共同代表も勤めた。

堀江有里
信仰とセクシュアリティを考えるキリスト者の会(ECQA)代表。日本基督教団牧師(無任所教師)。1994年から性的少数者のピア・サポートや相談業務に従事。趣味は単車、ハードロック、女子プロレス観戦など

 

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