『レズビアン・アイデンティティーズ』 が日本のセクシュアリティ研究/ レズビアン研究における重要な著作であることは間違いないと思わ れます。
同時に、 本書は単に既存の主要学術領域のどれか一つには当てはまらないか たちで「レズビアン・アイデンティティー(ズ)」 を扱っているのみならず、研究者/アクティビスト/ 一般読者の境界を越えて語りかけることを意図されたものでもあり ます。そのためもあって、 ここに集められた思考を学術的に位置付け評価することはそう容易 ではありません。
今回の書評会では、隣接他領域の方々にそれぞれのご専門からのコ メントをいただき、ディスカッションを通じて議論を深めていきた いと思います。
日時:2月21日(日)13:30-17:00
場所: 東京大学駒場キャンパス18号館4Fコラボレーションルーム3
評者:北田 暁大氏(東京大学大学院情報学環・学際情報学府 教授、社会学)
吉澤弥生氏(共立女子大学文芸学部 准教授、芸術社会学・文化研究)
井芹真紀子氏( 東京大学大学院総合文化研究科 博士後期課程、クィア理論・障害学)
応答:堀江有里氏(立命館大学ほか 講師、レズビアンスタディーズ・社会学・クィア神学)
司会:清水晶子(東京大学大学院総合文化研究科 准教授)
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